「受付する」を英語で言うと?
《例文1》
患者:I heard that my surgery will be a high-risk procedure. I am so afraid.
(私の手術は高リスクな手技だと聞きました。とても不安です)
医者:Well, I will be “cautiously optimistic”. I believe it will work out well.
(そうですね、私は慎重になりつつも前向きに考えています。きっとうまくいくと信じています)
《例文2》
Let’s “prepare for the worst and hope for the best”.
(最悪の事態に備えて準備して、最善を祈りましょう)
《例文3》
He always has a “glass-half-full mentality” and never pessimistic.
(彼は常に「コップが半分満たされている」という精神でいて、決して悲観的にならない)
《解説》
“cautiously optimistic”は英語の頻用表現です。
“optimistic”は前向き、楽観的という意味で、“pessimistic”(悲観的)の対語です。
医療現場では気軽に楽観的な言葉を掛けられない深刻な状況もありますが、
「そんな状況でも患者さんを励ましたい」という場面で使うことができます。
“cautiously”と前置きすることで、
「医師として最大限に慎重に対応はしているが、そのうえで前向きに希望を持って臨みたい」
という気持ちを伝えることができます。類似表現として、例文に示した
“prepare for the worst and hope for the best”も同じような状況・意図で使われます。
英語表現では楽観的・悲観的という性格を、“glass-half-full mentality” or “glass-half-empty mentality”と呼ぶことがあります。これは、水が半分入ったコップを見たときに、楽観的な人は「コップは半分まで満ちている」
と言い、悲観的な人は「コップは半分まで空になっている」と言う、という逸話に由来します。
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