「それは辛いですよね」を英語でいうと?
それは辛いですよね。を英語では何と言うでしょうか。
患者さんと接する中で「それは辛いですよね」「大変でしたね」など、相手の心情に寄り添う言葉をかけることは重要です。今日はそんな表現をご紹介します。
それは辛いですよね。
That’s tough, isn’t it?
I’m sorry to hear that.
It must be tough.
It must be hard.
これらの患者の気持ちに寄り添う表現は、言い方(イントネーション)も重要ですので、感情を込めて言うようにしてください!無味乾燥でフラットに言うと逆に嫌な印象を与えてしまいます。
めどはぶ医療英語学習プログラムに関わっている海外の医師は全員「英語を話す時は大げさなくらいのアクションや感情表現をして丁度」と言っています。学会発表でのプレゼンも含め、英語では少し大げさなくらい抑揚をつけて感情表現しましょう。
また、以下の表現は意外と患者の気持ちに寄り添う表現になっていないので要注意です。
I feel sorry for you.
ネイティブに言わせると、この言い方だとちょっと相手を見下してる感じがあるそうです。日本語で言うと「お気の毒様です」というニュアンスでしょうか。
患者さんに心情に寄り添うという意味では、患者さんの話に対して適切な相槌を打つ事も有効です。ですが英会話スクールを20年に渡り運営してきた経験から言うと、日本人の英語学習者は英語で相槌を打たない人が非常に多いです。
というのも、受験英語で相槌は習いませんし、英語の各種試験で相槌をチェックされるケースもありません。また、英会話スクールやオンライン英会話のレッスンで、ネイティブ講師が相槌の打ち方を英語で指導するケースは殆どありません。そこで今回は便利な相槌表現も併せて紹介しておきます。
Right.
OK.
I see.
上記3つの表現はニュートラルな相槌ですので、どんな話が出てきても幅広く対応出来ます。相槌はあなたが相手の話を聞いているというサインでもあります。こういった相槌表現を使いながら、患者さんとの関係性を構築していきましょう。
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