「手術は成功です」を英語で言うと?
患者:So…Dr. Kawano, how did my surgery go?
(河野先生、私の手術はうまくいきましたか?)
医師:Your surgery went well. There was no issues.
(うまくいきましたよ。問題はありません)
“Your surgery went well.”は、外科系の現場で手術が成功したときに使われる表現です。手術が終わって患者が目覚めたときに、こう話しかけると安心してもらえます。「手術は成功しましたよ」という、ドラマでよく見る日本語表現の英語版だと思えばイメージがつかみやすいでしょう。非常にシンプルな表現ですが、知ってないと使えないフレーズの1つです。手術に限らず、物事がうまくいったときにそれを主語にして使えるので、どんどん使ってみましょう。
この表現を過去形で使うときには、“went well”の部分でWの音が2連続しますので、はっきりと発音することを心掛けてくださいね。
《例文1》
医師A:Hey, how did the surgery go yesterday? It was your first case, right?
(昨日の手術はどうだった? 最初の症例だったんでしょう?)
医師B:Well, it went well. I guess I was really lucky.
(うまくいったよ。運が良かったんだと思う)
《例文2》
I know you have been through a lot, but your surgery went well.
There is nothing to worry about.
(大変な経験をされましたよね。でも、手術は成功しました。何も心配することはないですよ)
ちなみに、あいさつの表現として“How is it going?”というものがありますが、これに対しても今回の表現と同じように、“go”と“well”を使って“(It is) going well.”と返すのが定番です。“I am good.”でも間違いではありませんが、あいさつの表現も使い分けることで英語の幅を広げて楽しみましょう!
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