「知恵を借りてもいいですか?」を英語で言うと?
職場でも日常生活でも、誰かの知恵を借りたいことってありますよね。医療現場では最適な治療のために医師同士で意見交換をすることも多いと思います。
さて、皆さんは「知恵を借りてもいいですか?」を英語でどのように表現しますか?
言いたいことをパッと英語に訳せないときは、日本語を別の簡単な日本語に変換してから考えてみるのがコツです。
「知恵を借りる」は、たとえば「意見を聞く」などに変換すると少し訳しやすくなるのではないでしょうか。ということで次のような表現が頭に思い浮かんだ方、ばっちりです!
《例文1》
Can I get your opinion on…?
Can I ask for your thoughts on…?
(~について意見を聞いてもいいですか?)
ちなみに上記の表現で「~について」の部分をaboutにしても伝わりますが、ネイティブの間ではonのほうがより自然で、多く使われるようです。
今日は、さらにワンランク上の表現もご紹介します!
pick one’s brain
(人)の知恵を借りる
pick自体の意味は「つつく」や「ほじる」ですから、文字通りに解釈すると誰かの脳をつついているような感じがして何だか怖い表現ですが、これで「知恵を借りる」という意味になります。ビジネスシーンでも、日常会話でも使われる表現です。
Can I pick your brain for a second about this patient?
(この患者さんについて、少し知恵を借りてもいいですか?)
こちらの表現では「~について」の部分はaboutを使うそうです。(on じゃないのかよ!)
紛らわしくて覚えられない!という方は、前半部分だけを使うのもアリです。「~について」という部分なしでも、よく使われる表現です。
Can I pick your brain (for a second)?
((少し)知恵を借りてもいいですか?)
これをパッと使えると、こなれた感じがしてかっこいいですよね。
こういったCan I pick your brainのようなセンテンスは日本語から英訳して出すことが出来ません。
つまり、自然な表現は英作文を作って出てくるものではないので、ネイティブが使っているものをそのまま真似して使った方が良いという事です。ぜひナチュラルなフレーズを丸暗記して表現を増やしてみて下さい。
それでは引き続き英語学習を頑張ってください!
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