「息苦しさはありますか」を英語で言うと?
《例文1》
患者:I have a lot of phlegm in throat and cough.
(痰や咳がよく出ます)
医者:Do you have a fever or trouble breathing?
(熱や息苦しさはありますか?)
《例文2》
医者:Please call our office or emergency room immediately if you experience trouble breathing.
(もし呼吸苦が出てきた場合は、私のオフィスまたは救急外来にすぐ連絡してくださいね)
《解説》
今回は患者さんとの会話でよく使われる「~に問題があります(~がよくできません)」ですが、
これは簡単な表現の“have trouble ~ing”で表すことができます。
“have trouble breathing”(呼吸が苦しい)以外にも、“have trouble seeing at night”(夜になるとよく見えない)、
“have trouble falling asleep”(よく寝付けない)などシチュエーションに合わせてさまざまな言い方が可能で、かつ文法も簡単で使い勝手が良く、とても便利です。ややカジュアルなので、口語表現として使われることが多いです。
「呼吸苦」のその他の表現もお伝えしましょう。
非医療者、医療者間どちらでも通じる表現として“shortness of breath”がよく使われます。
“Do you have shortness of breath?”(呼吸苦がありますか?)と口語的に使うこともあれば、カルテ上に略語として“SOB (Shortness Of Breath)”と記載されることも多いです。
正式な医療用語としては“dyspnea”となりますが、医療者以外には通じません。カルテやレポートなどのフォーマルな際に使われることが多い印象です。
“have trouble ~ing”と「呼吸苦」のさまざまな表現方法をマスターしてください。
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