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【医師の英語】「難しい選択でした」医療英語ワンフレーズ#117

  • 医療英語ワンフレーズ

「難しい選択でした」を英語で言うと?

《例文1》
患者:Though I said yes to surgery, I’m still quite anxious.
(手術を受けますとは言ったものの、まだかなり不安です)
医師:I understand your concern.It was a tough call.
(お気持ちお察しします。難しい選択でしたよね)

《例文2》
Making a medical decision can often be a tough call.
(医療上の意思決定はしばしば難しくなり得るものです)

《例文3》
We needed to continue a blood thinner despite the stomach bleeding. That was a tough call.
(胃からの出血がありながらも、血をサラサラにする薬を続ける必要がありました。難しい選択でした)

《解説》
“call”といえば、真っ先に「電話をかける」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
“I’ll make a quick phone call.”と言えば、「ちょっと短い電話をしてきます」という意味になります。
この“call”という単語を名詞で使った場合、電話のほかに「選択肢」という意味で用いることができます。

たとえば、“It’s your call.”と言えば、「それはあなたの選択です」という意味になりますし、
“good”“bad”と合わせて、“good call”(良い選択肢)、“bad call”(悪い選択肢)といった使い方もできます。

医療の現場では、しばしば難しい選択を迫られるシーンに出合います。たとえば、「治療法Aと治療法Bのどちらを選択するか」、「相反する2つの病態をどう治療していくか、そもそも治療をするのかしないのか」…。
こういった場面で、「難しい選択です」と伝えたいとき、“tough”という形容詞と合わせて、
It is “a tough call.”と表現することもできます。

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