「要するに」を英語で言うと?
今回は、診療や同僚との相談、プレゼンなど様々な場で使えるフレーズ「要するに」の英語表現をご紹介します。“色々あるけれど端的に言うと” という意味のフレーズです。想像できたでしょうか?
Long story short,
これは元々は To make a long story short,(長い話を短くすると)というフレーズを省略した形です。特に口頭では略した形でよく使われる、「ネイティブっぽい」技あり表現です。
《例文1》
LLong story short, the bottom line is that there’s no cure.
(端的に言うと、結論としては治療法はありません。)
《例文2》
Long story short, the conference has been postponed.
(要するに、会議は延期です。)
《例文3》
Long story short, the situation hasn’t changed.
(端的に言うと、状況は変わっていません。)
日本語訳をご覧になって感じられたかもしれませんが、言い方やシチュエーションによっては、冷たいぶっきらぼうな印象を与えてしまうこともありますので、声のトーンや表情には注意するよう心がけてみてください。特に説明責任のあるようなシーンでは、必ずすぐに丁寧な説明を続けるなど工夫されると良いでしょう。
とにかく結論だけを端的に伝えたい場合にとても便利な表現ですので、是非覚えて使ってみてくださいね。
また、似た表現もご紹介します。
In a word, 一言で言うと
In short, 手短に言うと
The point is S + V 重要なのはSがVということです
To put it briefly, 手っ取り早く言うと
「色々あったんだけどとにかく!」 というニュアンスとしてはLong story short, が一番よく使われる表現です。しかし、こうした類似表現も複数知っておくと、表現の幅がぐっと広がります。端的に説明したい時に是非お役立てください!
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