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【医師の英語】「1日の排尿回数」医療英語ワンフレーズ#50

  • 医療英語ワンフレーズ

「1日の排尿回数」を英語で言うと?

《例文1》
患者:I think my child does not have an appetite recently.
(最近、うちの子の食欲があまりないような気がします)
医師:I see. Do you remember how many times a day he/she had a wet diaper yesterday?
(なるほど、昨日は1日に何回くらいおしっこをしたか覚えていますか?)

日本語に直訳しづらいのですが、“a wet diaper”「オムツをしているお子さんのおしっこ」を示します。“two wet diapers”「2回おしっこをした」(直訳では「オムツが2回濡れた」)というように、排尿回数を表すことができます。
生後から3歳前後まではオムツをしている子が多いかと思いますが、赤ちゃんや幼児が陥りやすい脱水症状の指標として“wet diaper”の回数を聞くことは医療者にとって必須です。

患者:She had only four wet diapers today. Is it normal?
(私の娘は今日4回しかおしっこをしていません。これって普通ですか?)
医師:Yes, it is totally normal for her age!
(娘さんの年齢でしたら、まったく問題ないですよ!)

上記の表現のように“How many times a day does your baby have a wet diaper?”と聞く以外にも、という表現も使われ、同様の意味となります。いずれも聞きたいのは「オムツをしている赤ちゃんの排尿回数」です。

オムツを卒業した子どもの場合は、“pee”を用いて“How many times did you pee yesterday?”(昨日何回おしっこをしましたか?)と聞きます。さらに大きくなった青少年期や大人に対してはいろいろな表現がありますが、“go to the bathroom”を用いて、“How many times a day do you go to the bathroom?” で「1日に何回排尿しますか?」と聞くことが多い印象です。

「排尿する」には“urinate”という単語がありますが、子どもの患者さんや家族に対して使うとかなり仰々しい印象になるので、医療者同士の会話以外ではあまり使われません。
小児領域では医療者同士の会話でも“wet diaper”や“pee”を使う人が多いです。上記の表現をマスターし、子どもの患者さんが来た際にはぜひ使ってみてください。

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