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【医師の英語】「時々」医療英語ワンフレーズ#19

  • 医療英語ワンフレーズ

「時々」を英語でいうと?

英語での模擬診療を実施していると医師の皆さんが意外と苦戦する英語表現があります。

それは「時々」という表現です。

外国人の患者さんがsometimes以外の「時々」を言った時に、医師の方が(・_・;)?となってしまうケースがとても多いです。この記事をご覧になっている皆さんも「時々」を sometimes 一択で覚えている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。しかし実際の会話では sometimes 以外の英語で表現されることも多く、診療の現場では患者さんが様々な「時々」を使います。

“時々”
sometimes
occasionally

この二つの表現はご存知の方も多いかと思います。

from time to time
at times

こうなってくると難しくなってきます。
知らない方がこの表現を聞くと、難しい単語ではないだけに無意識にスルーしがちです。

once in a while
(every) now and then
now and again

更にこのあたりまでくると「しばらくの間で一回」「今とその時」「今ともう一度」などと無理やり訳せるので余計に混乱します。「今とその時」ってどういう意味?と腑に落とせずに思考がストップし、以降の英語が聞き取れなくなってしまう事もあるでしょう。

そこで、上記表現(from time to time, at times, once in a while, every now and then, now and again)は、ほぼ同じ意味で全てsometimesとザックリ置き換えて理解しておきましょう。これらは聞いた時にわかりさえすれば良い表現で、わざわざ自分で使う必要はありません。聞き取れる英語はバリエーションを多く押さえる必要がありますが、話す時には使いやすいもの一種類でokです。

また、「時々」という表現には頻度の違いを表すバリエーションがありますので以下を参考にしてください。%は大体の目安です。

Never 0%
Rarely 5%
Seldom 10%
Occasionally 30%
Sometimes 50%
Often 70%
Generally 80%
Usually 90%
Always 100%

こうやってみると、頻度を表す表現は多いですね。
ちなみに上記の頻度を表す表現は全て副詞です。副詞はニュアンスをコントロールする役割があります。これらの表現を理解し使えるようになると、会話でニュアンスを伝えられるようになりますのでぜひ有効活用してみて下さい。

ということで、最後に復習を兼ねて皆さんに質問です。

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