「○○科に声をかけましたか?」を英語で言うと?
患者さんの状況や変化に応じて、他の専門科と連携をとって治療を行うことがあるときもあるかと思います。
その際、医師や看護師との会話で「◯◯科に連絡を入れた?」というフレーズを使いたい場合、英語でなんと言うかわかりますか?
ということで、以下のフレーズを英訳してみましょう!!
「○○科に声をかけましたか?」
「Have you talked to ○○?」
意外とシンプルなフレーズで表現することができますね。Have you talked ◯◯?の◯◯に
連携を取りたい専門科の名称を入れて使うことができる上に、医療現場以外でも使える汎用性の高い表現ですので、ぜひ覚えておきましょう!
英語でそれぞれの専門科は以下となりますので参考にしてください。
cardiology 循環器科
surgery 外科
cardiovascular surgery 心臓血管外科
gastroenterology 消化器内科
hematology 血液内科
また、この質問に対する回答は
「Yes, cardiology is on board.」
というフレーズが使えるので、一緒に覚えておくことをお勧めします。
be on boardというと「船や飛行機に乗っている」シチュエーションで使うことを真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、
この場合「一員となっている」という意味となります。
つまり、「循環器科は診療に関わっていますよ」という回答になるわけです。
もちろん、Yes, I have.と答えることもできますが、
be on board.を使えるとナチュラルですし、かっこいいですよね!
表現の幅を拡げるためにもぜひ覚えてみてください。
この他、同じような「声をかける」という表現では以下のフレーズも便利です。
Please give surgery a heads-up.
外科にも一声かけておいてください。
give 人 a heads-upで「人に前もって知らせる」という意味になります。
heads-upの一単語になると注意喚起や警告と訳されるのですが、ここではもう少しやわらかく「お知らせをする」という意味で使います。
他にも、Thank you for the heads-up.「お知らせしてくれてありがとう」やI’ll give him a heads-up.「彼にも伝えておくよ」など、日常的なビジネスシチュエーションでも使える大変便利なフレーズですので、覚えて使ってみましょう。
ということで、今回は「声をかける」をテーマにお伝えしました。同じことを伝えるにしても、いろんなフレーズで表現することができます。
どれから覚えたらいいかわからない!迷う!という場合、まずはご自身の使いやすいと感じるフレーズから覚えていきましょう。それをある程度使えるようになったら、他のフレーズにチャレンジ、とステップを踏んでいくようにすることをお勧めします。いつも同じ表現を使いがちだと感じられたら、次へステップアップするいい機会ですので、ぜひ表現の幅を拡げていきましょう!
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