「任せてください」を英語で言うと?
大きいプロジェクトや重要なポジションに大抜擢されたとき、
「任せてください!」と全力を尽くして最後までやり抜く強い意思を上司に伝えたいですよね。
さて、英語ではどのように表現すると良いのでしょうか。
正解はこちら。
I won’t let you down!
(任せてください!)
down は「落ち込む、元気がない、憂鬱」など、気分が下がるという意味です。
さらに、「(人)に~させる」という意味の使役動詞letと組み合わせて、
let (人) downにすると「(人)を失望させる」という意味になります。
直訳すると「あなたを失望させたりしません」ですが、
これはつまり「期待に応えます=任せて下さい」という意味で、
日常会話の中でもよく使われています。
こういったシチュエーションの時、I’ll do my best(頑張ります!)
と言いたくなる気持ちもわかりますが、この言い方は場合によってはあまりお勧めしません。
なぜなら、I’ll do my best.には
「頑張りますが、結果を出せるかどうかは約束できません」というように、
結果を必ずしも保証できない自信のなさを暗示していると、
相手に解釈されてしまう可能性があるからです。
せっかく重要なポジションに大抜擢されたのに、
うっかりI’ll do my best.と言ってしまったがゆえに
「ベストでは不十分だ!」なんて言われてしまう場合もあるかもしれません。
命を扱う現場で活躍される皆様にとって、あまり適切でないケースが多そうです。
「任せる」に関連したほかの表現も、例文と一緒にご紹介します。
If you need any help, you can always count on me.
(助けが必要であれば、いつでも私を頼ってください。)
count on~ は、「~を頼りにする、~に期待する、~を当てにする」という意味で、
You can count on me. は直訳すると「あなたは私を当てにすることができる」ですが、
「任せておいて」という意味のフレーズとして日常会話でもよく使われます。
I’ll leave it to you.
(それはあなたにお任せします。)
leaveには「離れる、去る」の他に、「任せる、ゆだねる」といった意味もあります。
上記の例文は、信頼できる部下や同僚に頼みごとをするときや、
残業している同僚を残して帰るときにも使えます。
自分にほしいときには、Leave it to me! 「それは私に任せて!」と言うこともできます。
いかがでしょうか。
今回は医療現場に限らず、仕事を任される、
もしくは誰かに任せる場面で便利なフレーズをいくつかご紹介しました。
返事一つで印象が大きく変わることもありますので、
何かを頼まれたときにはぜひ、I won’t let you down!といったポジティブな返しを心がけてみてくださいね。
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