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【医師の英語】「便秘」医療英語ワンフレーズ#81

  • 医療英語ワンフレーズ

「便秘」を英語で言うと?

《例文1》
患者:My son recently has stomach pain.
(うちの息子は、最近お腹が痛いと言っています。)
医者:Is he constipated?
(便秘気味ですか?)

《例文2》
Do you have any medications for constipation?
(便秘に効く薬はありますか?)

《例文3》
How long have you been constipated?
(どのくらいの期間、便秘なのですか?)

《解説》

今回は「便秘」にフォーカスを当てたいと思います。

便秘を主訴とする、または腹痛の背景に便秘がある患者さんは頻繁に遭遇しますよね。
便秘は“constipation”(コンスティペイション)で表すことができます。

たとえば、「私は便秘気味です」であれば“I am constipated.”
もしくは“I have constipation.”で表現することができます。

どちらも正解ですが、前者のほうがよく聞く印象です。
医療者同士での会話でも同様に“This patient is constipated.と使ったり、
“This constipated patient is~”のように形容詞として使ったりします。

ちなみに、便秘には“obstipation”(アーブスティペイション)という言葉もあり、
これは“severe form of constipation、つまり「かなりひどい便秘症状」の際に時々用いられます。

医療現場で使う「排便」という表現には、“bowel movement”が使われます。
使い方としては、“Do you have any bowel movements yesterday?”(昨日排便はありましたか?)や、
“How many bowel movements do you have per day?”(1日に何回排便しますか)といったように使用されます。

小児領域に関しては、“poop”という表現がお子さんに伝わりやすいので、
親が外来に来た際に、“She has not pooped for three days.”(うちの娘は3日間うんちが出ていません)と説明したり、医療者も“Do you poop every day?”(うんちは毎日出ていますか?)と聞いたりします。

ただし、日本語の「うんち」のトーンなので、幼い子ども相手の使用に留めておくほうが無難でしょう。
医療現場で大人の患者さんに使うと少しびっくりされるかもしれません。

医療現場でたびたび遭遇する「便秘・排便」の表現を使いこなせるようになりましょう!

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