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【医師の英語】「皮下注射」医療英語ワンフレーズ#82

  • 医療英語ワンフレーズ

「皮下注射」を英語で言うと?

《例文1》
医者:Insulin is administered by subcutaneous injection.
(インスリンは皮下注射します。)
患者:Oh no… I’m scared of needles.
(えぇ、針が怖いです…。)

《例文2》
How to make subcutaneous injections less painful?
(どうすれば、皮下注射の痛みを軽減できますか?)

《例文3》
What are the best subcutaneous injection sites?
(どの部位に皮下注射するのがよいですか?)

《解説》

医療者であれば毎日のように使っている用語ですね。
皮下注射は“subcutaneous”(略語:SQあるいはSub Q)、
筋肉注射は“intramuscular injection”(同:IM)と言います。

皮下注射の場合、手順について、パンフレット等を見せながら実演することも多いかと思います。
《例文》のように、患者さんから質問が出ることがありますので、
回答の準備や、“abdomen”(腹部)、“upper arms”(上腕)、“thighs”(太もも)、
“buttocks”(臀部)等の身体の部位を示す単語も、一緒に覚えておくとよいでしょう。

加えて、“self-monitoring of blood glucose”(血糖値自己測定)の説明をする機会も多くあります。
テクニカルな方法(手技)だけでなく、“motivational interview”(患者さんに治療への理解を促し、やる気を引き出す面談)等のコミュニケーションスキルを用い、「何のためにインスリン注射や血糖値測定が必要なのか」という十分な説明が必要です。

たとえば、次のようなフレーズを使ってみましょう。

“I understand your fear and concerns.”
(不安なのはわかります)
“However, self-monitoring helps protect you by allowing them to immediately confirm acute hypoglycemia or hyperglycemia.”
(ただ、自己測定によって、急な血糖の上昇や低下がすぐにわかり、対処することができるんですよ)

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