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【医師の英語】「少しお待ちください」医療英語ワンフレーズ#135

  • 医療英語ワンフレーズ

「少しお待ちください」を英語で言うと?

《例文1》
患者:Doctor, I’d like to ask you a couple of questions.
(先生、いくつか質問があります)
医師:I’m sorry, but I just got another phone call from someone.Could you hold on a second?.
(すみませんが、別の電話がかかってきてしまいました。少しお待ちいただけますか?)

《例文2》
Hold on a moment. I’ll be there shortly.
(ちょっと待ってください。すぐに行きます)

《例文3》
Hold on. He will be with you momentarily.
(少々お待ちを。彼にすぐに[電話を]代わります)

《解説》
今回は、“Hold on a second”という表現を学んでいきましょう。

これは、とくに電話口で頻用する表現です。
“Hold on”は受話器を“on”のまま“hold”する、というイメージで「そのままの状態で待つ」という意味になります。

後半の“a second”は文字通りだと「1秒」という意味ですが、ここでは「1秒」と言っているわけではなく、
待ち時間が短いことの比喩表現です。
「ちょっと」「少々」を表現するのに、例文でご紹介した“a second”“a moment”、あるいは“a minute”
などを使います。これらにニュアンスの差はあまりなく、ほとんど同じ意味で使うことができるでしょう。

この“hold on”“a second”を組み合わせ、“Hold on a second”と言うことで、「ちょっと待ってください」「受話器を持ったまま少々お待ちください」という意味になります。電話口で「ちょっと待ってほしい」というシーンは数多くありますし、医療現場に限らず、日常生活でも本当によく出合う表現です。

“Hold on a second”に代えて、“Hold on a minute”あるいは単に“Hold on”と言うこともできます。
また、“Could you hold on a second?”“Could you please hold on a second?”などと表現することで、
より丁寧な言い方になります。

日本語から翻訳するイメージでいると“wait”などと言ってしまいそうですが、電話口で“wait”と言うと、
突然「待て」とだけ言われたような感じになり、相手に困惑されてしまうかもしれません。
ぜひ、この“hold on”をマスターしてくださいね。

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