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【医師の英語】「今朝熱が下がりました」医療英語ワンフレーズ#96

  • 医療英語ワンフレーズ

「今朝熱が下がりました」を英語で言うと?

「熱」を主語にして「今朝熱が下がった」と言いたい場合、
動詞は何を使うのが1番ナチュラルな表現なのか、パッと思いつかない方も多いのではないでしょうか。
日本人の感覚からするとあまり馴染みのない、ちょっと意外な表現がこちら。

My fever broke this morning.
(今朝熱が下がりました。)

過去形の代わりに現在完了形を使って”My fever has already broken.” と表現することもできます。
また、まだ熱が下がっていない場合は、”My fever has not broken yet.” と表現しましょう。

“fever”を主語にして「熱が下がる」(自動詞)と表現するほかに、
“fever”を目的語にして「その薬が熱を下げる」(他動詞)と表現することも可能です。

This medicine should break his fever.
(この薬が熱を下げてくれるはずです。)

What should I do to break a fever?
(熱を下げるために、何をすべきですか?)

You can take Tylenol or Motrin.
([市販の]アセトアミノフェンまたはイブプロフェンを使うとよいですよ)
※Tylenol, Motrin = 海外の市販薬

“fever”は口語的な表現のため、主に患者さんとの診察の際に使われます。
一方で医療者同士の会話では、“afebrile”(無熱の)
もしくは“non-febrile”(発熱なし)という表現も用いられています。

He had a fever yesterday, but afebrile/non-febrile today.
(彼は昨日熱がありましたが、今日は平熱です。)

最後に、「熱が下がる」を意味するほかの表現もご紹介します。
例えば、動詞のgoを使って表すことができます。また、シンプルにhaveを使って言うこともあります。

Fortunately, her fever went down.
(ありがたいことに、彼女の熱は下がりました。)

I had a fever, but I am fine today.
(熱がありましたが、今日はもう大丈夫です。)

いかがでしょうか。
今回は、診療においては欠かせない「発熱」に関する表現をご紹介しました。
頻繁に見られる症状であると同時に、多様な表現の仕方がありますので、ぜひ覚えて慣れていきましょう。

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